随分久しぶりの稽古日誌です。
夏の間まったく更新できずに、もう夏も終わりになってしまいました。写真は我がアパートから徒歩2分のビーチで撮った夕日です。夕日といっても19時過ぎですけれど。
長大な刀を日々抜いて、稽古を続けています。
少しずつ扱えるようになってきたように思えますが、まだ浮雲や山下風などムズカシイ業では刀を活かせていません。
長大な刀で工夫をするのは楽しく、つい居合の稽古中心になってしまいますので、今日のように道場で稽古できる日は大石神影流の稽古から始めます。
陽之表と陽之裏をゆっくり稽古するだけで、体は疲れてきます。三學圓之太刀まで稽古して、一服。
長大な刀に持ち替えて、大森流と英信流表をゆっくり通しで稽古。
いろいろ感じるところはありますが、またまた木刀に持ち替えて太刀打と詰合までゆっくり一通り稽古。
さて、これから二巡目の大森流と英信流表の稽古。
一通り稽古したので、二巡目は気になるところを確認するため、同じ業を二度、三度と繰り返すことになります。浮雲や山下風など、何度取り組んでも納得がいかず。もちろん他の業もよいわけではないのですが。
工夫といっても大したものではなく、その時々の感覚を頼りに、ここで力が入っていただの、姿勢を崩しただの、を反省して、次回に取り組むだけ。要するに力を入れないように注意するだけのことで、あとは刀の動きと心の動きを見ています。
この心の動きを見ることが本当に厄介なことなんですけど、説明は長くなりそうなので、また機会があるときに、考えたいと思います。