剣道の稽古に連れて行ってもらいました。
本当は居合稽古の相手を探していたのですが、同じ場所で剣道をやっていたため、覗いてみることにしました。竹刀一本と道具はフランスに持ってきてはいたのですが、本当に剣道をすることになるとは我ながら驚きです。
剣道をするのはほぼ3年ぶり?くらい。
貫汪館の防具稽古は剣道とは全く違うものですので、カウントには入りません。
剣道の動きが出来るのか、ちょっと疑問でしたが、さすがに十歳くらいから継続的にやっていたので、それなりに動くことは出来ました。
ただ、残念ながら剣道というゲーム性に集中してしまって、武術で学んだ体の遣い方ができませんでした。
反省は、やはり肩に力が入ってしまって、上腕の筋力で打突をしてしまったこと。
一方でよかったことは、肩に力が入ったものの、股関節は緩く遣えて飛び込んだりする足遣いをしなくてもそれなりに動けたこと。
でも、これはまだまだ大石神影流の動きではないですね。
剣道の稽古の中で、大石神影流の動きを模索したいと思います。足遣いがまったく違うので成り立つのかどうかよく分かりませんけれど。
ともあれ、形で心と体の遣い方を学んで、それを剣道という形を離れた実践の場で試すことは、それなりに意義のあることだと思いました。
非常に疲れてしまったので、毎週稽古はできないとは思いますが、体遣いの実践の場として利用させてもらおうと思います。