帰宅してから夜の稽古を続けています。
稽古ができる天井の高い部屋を探してもらったので、大森流の稽古や立って行う稽古は無理ですが、英信流表は窮屈な思いをせずに稽古できます。
5月に日本で師匠の指導を受けた際、いろいろ教えて頂いたのですが、一番強く身に染みたのが姿勢でした。長身のため、少し首を前に傾けるようにしてしまうようです。長身でも姿勢のよい人はいますので、要するにこれまであまり姿勢を意識してこなかったツケが回ってきているということでしょう。
自分なりに姿勢には気を付けているつもりですが、意識しないと頭部が前へ倒れ勝ち。
夜の稽古は毎日30分程度ですが、割と充実した時間を過ごせています。
気にしているのは、頭部の位置と角度、力を抜くこと、鞘引きで抜刀すること、納刀は一文字にすること、などです。
どれも当たり前なのですが、気にし始めると十分には出来ていないことに気付きます。
居合は一人で稽古を積むことができる素晴らしい武術なのですが、たま~に寂しくなりますね。師匠のHPには柔術の稽古をしている写真がよく掲載されていますが、じつにうらやましい。
フランスで相手になってくれる人がいないか、真剣に探そうと思うこの頃です。